なぜ、ワンデーカラコンは1日で捨てないといけないのか? #今更聞けないカラコンの基本

「ワンデーのカラコンだけど、洗えばもっと使えるよね?」
「レンズ代をケチって1週間くらい使ってた」
…たま~にこんな使い方をする人を見かけますが、実はコレ、とっっっっても危険な使い方です。最悪失明する可能性もあります。

という訳で今回は瞳を守るために「そもそも、なぜ、ワンデーカラコンは1日で捨てないといけないのか?」を書いておこうと思います。

目次
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なんでワンデーカラコンは1日で捨てないといけないの?

ズバリ、1日で捨てる事前提・1日以上は使えないように作られているレンズだから。

そもそも1日使い捨てカラコン(ワンデー)というのは「1日で捨てなきゃならないカラコン」として作られているんです。衛生面でもレンズの強度の面でも、1日限定での安全しか想定されてないんですよ。だから"ワンデー"なのです。

洗浄すれば平気じゃないの?って思うかもしれませんが平気じゃありません!!!
ワンデーレンズは薄くて快適な分、脆い作りになっています。

ワンデーのメリット&デメリット
薄くてつけ心地がイイ → 薄いから変形したり、破損しやすい
衛生面で安心できる → 1日で捨てて新しいレンズを使うから毎回100%清潔なレンズを使える

ワンデーのレンズを放置していると…

1日で捨てるレンズだから、一度使ったらその後はレンズが劣化するのは当たり前。

1日使い捨てレンズが乾燥した所
▲1日使い捨てレンズを放置すると速攻で乾燥・変形します
1日使い捨てレンズが乾燥した所3
▲レンズが脆いのでこんな風に破損も…
1日使い捨てレンズが乾燥した所2
▲まさかの「ちっちゃくなっちゃった…!」

じゃあ、なんでワンデーはそんなに脆いレンズなの?って思いますよね。これは「こすり洗いをしないという前提」に作られているからです。
本来使い捨てレンズっていうのは擦ったりしたら簡単にレンズが劣化するんです。

「つける→外す→捨てる」という使い方を前提に作られているので、繰り返し使うとレンズが変形したり破損してしまいます。
しかもレンズ内に水分を多く含んでいるものの、乾燥に弱いのでフチがグニャグニャと変形したり、破損しやすい。パッと見分からなくても、目に見えない傷や雑菌が繁殖してる可能性も…!

そのようなレンズを無理に長く使っていると、角膜に傷がついて炎症の原因になります。
当たり前だけど、傷の付いたレンズや、雑菌の繁殖したレンズを目に入れると眼球が傷付きますよね?
傷の付いた眼球に雑菌が入り、目の痛みや痒みなどのトラブルが生じたり、病気が引き起こされたり、更に目が傷付いて、最悪失明します。

カラコンのトラブルは自己責任。使用期限は必ず守ろう!

レンズ代をケチってワンデーカラコンを使い回ししていると、目の病気になったり、角膜を傷つけてしまい、治療のためにかえってお金がかかってしまうことも。

しかも1日使い捨てを守らずに使用したことによって目にトラブルが生じたとしても、メーカーの保証の対象にはなりません。カラコンはすべて自己責任です。

「知らなかった」「分からなかった」「みんなやってるから大丈夫だと思った」は通じません!
ちゃんと正しい知識を身に着けて、使用方法を守りましょう。
ワンデーはもちろん、2ウィークやマンスリーなどの長期装用レンズもケアをすることで長持ちします。

キチンと清潔に、使用方法を守ってカラコン生活を楽しみましょう☺

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※この記事は、高度医療機器販売管理者が監修しております