カラコンが1ヶ月しか使えない理由

いろいろなカラコンを使っている私たちですが。
使用期限が1ヶ月のカラコンって多いよね…とふと気づきました。

でも昔は1ヶ月しか使えないカラコンってほとんどなかったのに、ここ数年ですごく増えた気がする。
なんでだろう??と気になったので、少し調べてみました。

 

■カラコンは「医療機器」
元々カラーコンタクトレンズは「おしゃれ用」ということで雑貨として扱われていましたが、利用者が増えてくると同時にトラブルも激増します。
原因としては利用者の間違った使い方(連続装用、洗浄不足、不衛生な環境など)はもちろん、従来のカラコンには規制がなかったため着色料が目に流出するなど製造上の問題も多く見られました。
そこで厚生労働省は2009年11月4日よりカラコンを普通のコンタクトレンズと同様に「高度管理医療機器」とし、薬事法の規制対象にします。
販売・輸入はもちろん製造方法についても大きく見直され、国内での流通には厳しい基準のクリアと各所の承認が必要になりました。

 

■使用期限が3ヶ月→1ヶ月に
2009年11月から経過措置期間になっていましたが、2011年2月4日以降は承認されたカラコンのみ販売されるようになります。
この時「いつも買ってたカラコンが売ってない!」なんていう人もいたのではないでしょうか?
輸入カラコン以外の多くが販売停止し、エンジェルカラーなどの有名なカラコンも長い間売られませんでした。

それまでは3ヶ月使用のカラコンが多かったのですが、この2011年2月4日を境に「使用期限が1ヶ月」というカラコンが激増します。
これは使用期限を1ヶ月とすることで販売が出来るようになったためです。
薬事法の改正により、仕様や製造自体は以前の「3ヶ月使用」のレンズと変わらないとしても1ヶ月以上の安全性を確認できなくなったので使わないでくださいね~ということ。らしい。
例えば1ヶ月以上使って目が痛い、腫れた、開かない、カラコンがつけられない…という状態になっても自己責任です。
使用期限は守るようにしてくださいね!

 

■じゃあ長期間使えるカラコンって何なの?
ここまで書いていて自分でも疑問に思いました(笑)
6ヶ月とか1年使えるカラコンが人気ですが、これらのほとんどは海外で製造されているカラコン。それを私たちは個人輸入という形で購入している。
だから日本の規制や法律に囚われずに長期間使用のレンズを安価で販売できているんじゃないかな?
…なんて個人的に思っていますが、確かではないのでもう少し調べてからまた書きます!
また、詳しく知っている方がいれば教えていただけると嬉しいです…!

 

カラコンの販売や使い方の詳細については、厚生労働省のページに色々と書いてあります。(この記事でも参考にさせて頂きました)
カラコンを使用する人は一度見ておいたほうがよさそうです。

 

というわけで、1ヶ月しか使えないカラコンには色々と理由があるみたいです。
1ヶ月しか使えないのはなんだかもったいないですが、レンズの安全性や品質については十分な確認がされているので安心して使えるカラコンなのだと思います。
種類も豊富で海外よりも手軽に購入できますからね~!

ただ、いくら安全性を確認できていると言っても自分の使い方ひとつで変わりますからね。
間違った使い方をすれば異常は起こるので、カラコンは使用期限を守って正しく使いましょう!

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Edited by

millymochi

※この記事は、高度医療機器販売管理者が監修しております